建通新聞社四国
2012/05/25
【愛媛】秋頃に本体工発注 松野中学校校舎改築
松野町は、築後40年以上が経過し老朽化が進む松野中学校(延野々)の校舎改築を予定しており、国の交付金の内示後、秋ごろには本体工事を発注する見通し。設備関係は一括か分離して発注するか検討している。また本体工事に先がけて既存校舎の解体、仮設校舎の建設を順調にいけば7月ごろに発注する予定。
新校舎は木造一部鉄筋コンクリート造平屋(一部2階建て)2909平方b。普通教室各学年2室の計6室、特別支援学級1室、共通諸室、図書室、パソコンルーム、多目的スペース、配膳室、和室、生徒用更衣室など。特別教室は、理科室、音楽室、美術室、調理室、視聴覚室など。管理諸室は、校長室、職員室、事務室、会議室など。駐車場は、職員駐車場と一般駐車場を敷地内にそれぞれ20台程度設置、スクールバス駐車スペースは敷地内に1台程度設置。また地域の防災施設(避難施設)としての機能も果たす。2013年9月の開校を目指し進めていく。
現校舎の規模は、本館が鉄筋コンクリート造3階建て(一部4階建て)延べ2248平方b、特別教棟が同造平屋1211平方b、昇降口が同造平屋113平方b。
12年度当初予算で建設事業費に9億6441万円を計上している。基本・実施設計は鳳建築設計事務所(松山市)が担当。