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建通新聞社
2012/05/23

【大阪】大阪府住宅まちづくり部 中河内・南河内地域支援学校(仮称) 基本・実施設計を浦辺設計・新日本設備計画設計JVに 1億0,660万円で 13年8月に工事公告

大阪府住宅まちづくり部は、府立中河内・南河内地域支援学校(仮称)増築その他改修の基本・実施設計を浦辺設計・新日本設備計画設計JVに委託した。委託金額は1億0,660万円。2013年9月末までの納期で実施設計までを作成。13年8月に工事公告を行い、入札後仮契約し、12月府議会で承認を得る。約11カ月の工期で施工し、15年2月末に完成する計画。
 現在は、仮校舎として静友高校跡(八尾市千塚2−96)を使用しているが、正式な新校は西浦高校跡(羽曳野市西浦2)の既存校舎を活用・一部増改築して新設する。旧西浦高校は懐風館高校に統合され、3月末で閉校となっている。
 敷地は約3万uで、市街化調整区域。計画する既存校舎の改修は、校舎棟が鉄筋コンクリート造4階建て延べ約1万0,950u、体育館棟が鉄筋コンクリート造2階建て延べ約3,050u、プール棟が平屋約140uなど。既存施設は、Is値0.07〜0.54と診断されている。
 増築は、小学部棟として鉄筋コンクリート造2階建て延べ約3,290u。エレベーター棟(校舎棟、体育館棟)約130u。このほか、環境整備で、設備棟撤去・新設、渡り廊下(約228u)、屋根付き屋外通路(約185u)、バス乗り場、自転車置き場などの工事を行う。総事業費は約28億円を概算。
 児童生徒数約300人(小学部70人、中学部80人、高等部150人)、教職員数約150人の学校となる。
 府立知的障がい支援学校の今後の児童生徒数の増加に対応するため、4エリアに新校を整備する事業のひとつ。廃校となった施設などを中心に既存活用により新校を整備する。