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建通新聞社
2012/05/21

【大阪】大阪市改革PT いきいきエイジングセンター廃止 舞洲野外活動施設など売却含めて検討

 大阪市の改革プロジェクトチームは、市民利用施設の在り方を検討し、いきいきエイジングセンターと大阪南港魚つり園を廃止、舞洲野外活動施設など5施設については、「存廃も含めて検討」するとした。
 いきいきエイジングセンター(大阪市北区菅原町10−25)は、鉄筋鉄骨コンクリート一部鉄筋コンクリート造地下1階地上42階のうち1・3・4階の一部を使用している。全体延べ5万5,345uのうち4,031uがセンター。多目的室、温水施設(プール)研修室、和室、実習室、調理実習室などを備えている。もと菅南中学校跡地を含む再開発事業に伴い施設を設置した。
 民間カルチャースクールなどと競合する業態のため、2013年度末の指定管理者期間切れを見据えて、施設を廃止。2013年中に売却入札する予定。
 大阪南港魚つり園(大阪市住之江区南港南6−9−3)は、公共が関与する必要性の低い事業であることから廃止。14年度から立入禁止解除区域として開放することに併せて管理棟を廃止する。
 「存廃も含めて検討」するのは、クラフトパーク、舞洲野外活動施設、大阪南港野鳥園、水の館ホール、陳列館ホール。
 クラフトパーク(大阪市平野区長吉六反1−8−44)は、長吉東部地区土地区画整理事業のシンボル的施設として設置したが、民間と競合する業態であることから、13年度末の指定管理者期間切れを見据えて、在り方を検討する。
 舞洲野外活動施設(大阪市此花区北港緑地2)は、ログハウス、宿泊室、キャンプ場などを備える。民間などと競合する業態であることなどから13年度末の指定管理者期間切れを見据えて、売却などを含めて検討する。
 水の館ホール、陳列館ホール(大阪市鶴見区緑地公園)は、国際花と緑の博覧会時に建設した。利用率が非常に低いため、13年度末の長期継続契約切れを見据えて民間事業者への貸し付けなどを検討する。