静岡大学は総合研究棟(農学系)を新築する。これに向け実施設計をプロポーザル方式で選定した結果、意匠・構造設計を梓設計(東京都品川区)、設備設計を森村設計(東京都目黒区)に決定した。納期は11月30日。
規模は鉄骨鉄筋コンクリート造6階建て延べ6240平方b。温室効果ガスなどの排出削減に配慮した建物とする。建設地は静岡市駿河区大谷836内。
工事を建築、電気、機械に分離してそれぞれ年内に一般競争入札で発注する。建築工事は政府調達協定(WTO)の対象。
今回のプロポーザルでは、主な参加資格として、鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造4階建て延べ5000平方b以上の校舎、研究施設、庁舎、事務所、病院の設計実績を持つことなどを設定していた。
(2012/5/21)
建通新聞社 静岡支社