建通新聞社四国
2012/05/18
【香川】近く入札参加要項を発注 丸亀高校舎棟改築
香川県営繕課は、丸亀高校校舎棟改築を技術提案型の総合評価方式で入札するため、近く入札参加資格要項を発表する。入札は7月ごろ行われ、9月県議会に請負契約議案を上程する。本館を解体し、跡地に新校舎を建設。既存本館施設は、9月28日までの工期で解体が行われている。
新校舎棟は、2012・13年度の2カ年で建設する。規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ6136平方b。他に機械棟が鉄骨造平屋61平方bなど。実施設計は清和設計事務所(丸亀市)と桜設備設計(高松市)が担当した。
同校の既存施設は築後、4〜50年が経過しているため、耐震補強ではなく全面建て替えを行う。
解体中の本館は1959年9月竣工(鉄筋コンクリート造4階一部5階建て延べ4906平方b)。第一体育館が鉄筋コンクリート一部鉄骨造2階建て延べ2156平方b、65年3月竣工。東館が鉄筋コンクリート造3階建て延べ1414平方b、71年11月竣工。
他、2階建て延べ237平方bの部室棟や電気室、屋外整備などがあり、改築計画は、87年8月竣工の図書室棟(西館)と82年10月竣工の第二体育館を除き、建て替える。基本計画での概算総工事費は19億3000万円を見込んでいる。
改築事業で建て替えられる新体育館の計画規模は1276平方b。着工年次は未定。
場所は丸亀市六番丁。