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建設経済新聞社
2012/05/15
【京都】南区の久我堰改修事業 洪水吐ゲート据付など
京都府農林水産部は、21年度から４ヵ年事業で進めてきた久我堰の農業用河川工作物応急対策事業について、洪水吐ゲートの据付工などを進め、24年度で事業を完了させる。
久我堰は、京都市南区久世築山町・南区吉祥院嶋中之島の桂川に設けられている河川工作物。桂川の水量に応じてゲートを操作し、安定した農業用水を取り入れることで下流部１５０㌶に農業用水を供給しているほか、出水時の操作による洪水対策で、下流部の安心・安全を確保している。
築造後40年以上が経過し、鋼製ゲートの錆付きや扉体の磨耗などが進み、洪水時に適切な操作が行えなくなる懸念があったため、府営農業用河川工作物応急対策事業久我堰地区として国の採択を受け、21年度から事業を開始した。
21年度に府営農業用河川工作物応急対策事業久我堰地区測量業務、同実施設計業務をそれぞれ内外エンジニアリング（京都市南区）で実施した。その後、22年度に府営農業用河川工作物応急対策事業久我堰地区ゲ－ト製作・据付工事を丸島アクアシステム（大阪市中央区）、府営農業用河川工作物応急対策事業久我堰地区仮締切（１期）工事を斉藤建工（京都市西京区）で実施。24年度は洪水吐ゲート２門・据付工、土砂吐ゲート２門・据付工、取水樋門１門・据付工、泥吐ゲート１門・据付工、操作設備改修一式を計画している。24年度の事業費は７０００万円。秋頃以降の工事着手を見込む。
久我堰は、京都市南区久世築山町・南区吉祥院嶋中之島の桂川に設けられている河川工作物。桂川の水量に応じてゲートを操作し、安定した農業用水を取り入れることで下流部１５０㌶に農業用水を供給しているほか、出水時の操作による洪水対策で、下流部の安心・安全を確保している。
築造後40年以上が経過し、鋼製ゲートの錆付きや扉体の磨耗などが進み、洪水時に適切な操作が行えなくなる懸念があったため、府営農業用河川工作物応急対策事業久我堰地区として国の採択を受け、21年度から事業を開始した。
21年度に府営農業用河川工作物応急対策事業久我堰地区測量業務、同実施設計業務をそれぞれ内外エンジニアリング（京都市南区）で実施した。その後、22年度に府営農業用河川工作物応急対策事業久我堰地区ゲ－ト製作・据付工事を丸島アクアシステム（大阪市中央区）、府営農業用河川工作物応急対策事業久我堰地区仮締切（１期）工事を斉藤建工（京都市西京区）で実施。24年度は洪水吐ゲート２門・据付工、土砂吐ゲート２門・据付工、取水樋門１門・据付工、泥吐ゲート１門・据付工、操作設備改修一式を計画している。24年度の事業費は７０００万円。秋頃以降の工事着手を見込む。
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