建通新聞社
2012/05/11
【大阪】大阪府 動物愛護管理センター(仮称)建設へ 基本計画をニュージェックに委託
大阪府住宅まちづくり部は、動物愛護の新たな拠点施設となる大阪府動物愛護管理センター(仮称)の整備について、基本計画をニュージェック(大阪市北区)に委託した。納期は2013年3月15日まで。
建設予定地は羽曳野市尺度1102ほかで、計画敷地面積約1万7,000u。計画規模は鉄骨・鉄筋コンクリート造または一部木造で延べ面積約3,300u。
現在の公衆衛生の向上を中心とした動物衛生行政から、動物愛護の普及啓発を中心とした動物愛護管理行政に転換し、その拠点施設として、動物愛護管理センターを建設する計画。移転改築により建設される新たな施設は、動物の保護や譲渡による処分の減、普及啓発などを目的とした動物愛護の総合施設となる。今回策定する基本計画を基に、13年度以降の具体化を図っていく。
府の動物愛護としては、現在、犬管理指導所(大阪市東成区中道1−3−62)がある。しかし、この施設が成人病センターの移転改築(大手前地区)を契機とした森之宮地区の再整備により、廃止されるため、移転が必要となっている。新施設は、新たな成人病センターが17年3月上旬に開院し、森之宮地区の再整備が始まるまでに完成する必要がある。