建通新聞社四国
2012/05/11
【愛媛】5月22日まで受付 八幡浜総合病院改築を公告
八幡浜市は、老朽化が著しい八幡浜総合病院(八幡浜市大平1番耕地638)を現地で建て替えるため、総合病院改築事業を一般競争入札(総合評価)で公告した。資格審査申請は5月22日まで受け付け、7月20日に開札する。予定価格は51億円(税別)。
全体の経費や工期をできるだけ抑えるため、設計・施工一括発注方式を採用しており、内容は事前調査、設計、工事監理、建設、解体。
入札参加資格要件として、複数の法人グループとしており、代表構成員は建設業務を実施するもので建築工事の数値が1800点以上。また、2002年4月1日以降に完成した一般病床200床以上、延床面積1万5000平方b以上の免震構造の病院建物の建築一式工事の施工を元請(共同企業体案件の場合には当該共同企業体の代表構成員)として受注した実績などを求めている。
協力構成員については、構成員のうち設計業務、工事監理業務、解体工事を実施するものとしており、設計および工事監理業務の実施者は1級建築士事務所の登録などが必要。また、解体業務実施者には土木一式工事、建築一式工事またはとび・土工・コンクリート工事のいずれかの資格などが必要(建設との兼任可)。
敷地面積は1万7815平方b(病院敷地1万5381平方b、飛び地2434平方b)。施設概要は病院本体が鉄筋コンクリート造で延床面積1万7000平方bていどで免震構造を採用する。病床数は256床(HCU10床程度、感染症2床を含む)。別棟は、放射線被ばく除染施設や急患センターなどを整備する。工期は16年11月30日までを予定。