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建通新聞社
2012/05/09

【大阪】大阪府都市整備部 リース方式によるLED道路照明灯の導入 4事務所管内1万4,900灯 ディー・エフ・エル・リースで

大阪府都市整備部は、全国で初めて実施するリース方式によるLED道路照明灯の導入に関し、枚方土木事務所管内など4事務所で合計約1万4,900灯の入札(委託役務)を行い、4事務所ともディー・エフ・エル・リース(大阪市中央区)を落札者に決定した。同社からのリース方式により、各管内での設置を開始する。リース期間は、2012年7月1日から23年2月28日まで。
 府は、2013年度末までに府管理の約2万3,000灯を全てをLED道路照明灯に更新する方針。今回の発注分は、全体の約6割強に当たる。
 リースの対象となる道路照明灯は、大阪府LED道路照明技術評価制度で認定された製品。製品は、連続照明用灯具と交差点照明(局部照明用灯具)で、LED照明灯具と電源装置を含む。道路照明灯の設置工事も落札したリース会社が行う。
 大阪府LED道路照明技術評価制度は、LED道路照明について、府独自で技術を評価して品質を認定する。2009年度から実施しており、全国唯一の制度。11年度まで3回、期間を限定して公募・認定した。リース方式を含めた「道路照明まるごとLED化」事業で、高い技術力によって製品化された認定製品を全国に発信する。
 今回発注する4事務所の内訳は次の通り。
 ▽茨木土木事務所=計5,100灯。落札金額は3億1,946万4,000円▽岸和田土木事務所=計3,223灯落札金額は1億7,713万6,080円▽八尾土木事務所=落札金額は1億7,821万0,800円▽枚方土木事務所=計3,731灯。落札金額は2億3,414万8,320円。