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建通新聞社(神奈川)
2012/05/08

【神奈川】 相模原市 境川第25―イ雨水は標準型評価か

 相模原市は、公共下水道境川第25―イ雨水幹線整備工事の発注に際し、「標準型」総合評価の導入も視野に検討を進めている。WTO対象を見込んでおり、発注時期は当初、9月議会案件として7月ごろの公告を想定していたが、手続き期間などに配慮し12月議会案件にずれ込む可能性もある。
 同市はこれまで総合評価方式として「特別簡易型」と「簡易型」を採用してきた。今回、品質の向上などを目指し、技術提案を求める「標準型」も選択肢の一つとして浮上している。採用されれば同市で初となる。
 施工規模は延長約987b、口径2600_。旧南部学校給食センター跡地に発進立坑を構築し、推進工法で20b南下、残りの区間はシールド工法で北上し、途中で若松小前交差点を南西に折れて県道52号線を進み、若松3丁目交差点手前を終点とする。途中、簡易型マンホールを6カ所設置する。
 2012〜14年度継続事業として進めるもので、総事業費は24億9500万円と見込んでいる。このうち、12年度事業費として1億4400万円を当初予算に計上している。
 場所は南区文京1丁目ほか。
 さらに西方向へ到達立坑と延長186b・口径2400_の幹線延伸も計画しており、工事発注は15年度以降を予定している。
 15年度以降発注分も含めて、基本計画・基本設計は日本水工コンサルタント(さいたま市浦和区)、実施設計は開発技術コンサルタント(横浜市南区)が担当した。