建通新聞社
2012/05/07
【大阪】大阪府立大学 B11棟とC2棟の学舎整備へ 民活事業者を募集 整備と資金調達 5月23日に応募受け付け
大阪府立大学は、2012・13年度でB11棟とC2棟の耐震改修を含む学舎整備を行う。事業費は約26億円を概算。民活により事業を実施するため、事業推進と資金調達業務を担う事業者を公募。5月23日に応募書類提出を受け付ける。5月下旬に1次審査(書類審査)、6月上旬に2次審査(ヒアリング)を行い、最優先交渉権者を特定する。
場所はなかもずキャンパス(堺市中区学園町1−1)内。B11棟では、耐震改修と教員居室、研究室、実験室の整備、建物全体の設備機能の更新などの改修を行う。規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ約9,746u、1969年建築。C2棟では、耐震改修と体育施設、研究室の整備、建物全体の設備機能の更新などを実施。C2棟は体育館で、規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ約4,206u。1964年建築。また、B4棟からB11棟に一般物品や精密機器などを移転する。工期は20カ月程度。
府立大学は、これらの学舎整備(改修、移転など)に必要な事業費用を大阪府からの施設整備補助金を財源として、事業完了後に事業者に割賦で支払う。割賦(支払)期間は、2014年度から23年度までの10年間を予定。事業費の見込み額は、約26億3,228万円(工事・移転費用、スキームの構築や割賦に必要な経費などを含む)。
応募条件は大阪府域内に事業所を有する者など。@事業スキームの概要(概要説明・概念図)A事業スキームの特徴と期待できる効果B事業スキームのサポート体制(担当組織表)C業務経費(手数料など)の見積もり−などを提案する。
問い合わせは、大阪府立大学経営企画部経営企画課企画出納グループまで。