建通新聞社(中部)
2012/05/01
【愛知】トヨタ車体 エコパークを計画
トヨタ車体(刈谷市一里山町金山100、網岡卓二社長)は、本社・富士松工場(刈谷市)の隣接地に、ビオトープやフットサルコートなどを盛り込んだ自然環境施設「エコパーク」を整備する。現在、刈谷市や地域の関係団体と協議を進めており、2015年の完成をにらんで、具体化を検討している。
対象となる敷地は、同社本社工場の北側隣接地で、敷地面積約2万平方b。ビオトープは、ホタルなど水辺の生物の生息環境を整備。このほか農業体験施設やフットサルコート、多目的広場などの整備を計画の検討対象に盛り込んでいる。
地域との協議を優先するため、着工時期や施工会社の選定時期などは未定。投資額も今後の検討対象となっている。
今回の計画は、同社の創立70周年となる15年度の開業を想定して実施。同社が地域や自然とともに事業を進める姿勢を打ち出すプロジェクトとなっている。