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建通新聞社(神奈川)
2012/05/02

【神奈川】 広域幹線事務所 アンダーパス化をWTOで

 神奈川県広域幹線道路事務所は戸田交差点立体化と厚木南インターチェンジ(IC)接続区間整備事業で、2012年度に「国道129号戸田交差点立体交差工事(公共)(県単)合併」をWTO対象として発注する。同事業ではこのほか、同IC北側の歩道橋を架け替える「国道129号戸田歩道橋架替工事(公共)(県単)合併」の発注を予定している。
 戸田交差点立体交差工事は、県道22号横浜伊勢原線下に国道129号をアンダーパスさせる。主な工事内容は大規模仮設や掘削、擁壁築造工事や交通切回しなど。
 工事延長は約500b、幅員22b(構造物含む)。工期は約41カ月間。12年度当初予算に限度額45億円の債務負担行為(12〜15年度)を設定した。
 戸田歩道橋架替工事では、歩道橋の上部工を製作、設置する。橋長58・7b、幅員3b。上部工は鋼橋。工期は約14カ月間。09年度に実施設計をカナコン(横浜市瀬谷区)、11年度に修正設計をクリエイト(東京都新宿区)が担当した。12年度当初予算に限度額2億6000万円の債務負担行為(12〜13年度)を設定した。
 同事業は、国道129号と県道22号線が接続する戸田交差点を立体化することで慢性的な渋滞の解消を図る。合わせて、同交差点北側に開通予定の新東名高速道路厚木南ICへの、接続区間の一部を整備する。
 アンダーパス部分を含む国道129号の全体整備区間は延長約1200b。東西の側道部分を含めた全体幅員は37・5b。側道幅員は、片側が車道5・75bと歩道3・5b。