建通新聞社四国
2012/04/27
【香川】9月にも設計外注 新中央病院アクセス道液状化対策
香川県高松土木事務所は、新中央病院アクセス道路約1`の液状化対策工の詳細設計を9月ごろ外注、年度内の早期着工を目指す。整備事業費として3億6800万円を計上している。
整備工法の検討を7月31日までの期間でエイト日本技術開発に委託し進めており、現地地盤の液状化判定などを行い検討対策工法の選定から最適工法の決定を行う。工法検討完了後、精査・概算事業費算出などを行った後、詳細設計を外注する。
新病院の開院が13年度中と時間的な制約があることから、高松土木事務所では早期着工を目指している。
液状化対策を行う路線は、高松市朝日町新病院前の臨港道路朝日町本線を南伸、国道11号の高松市松島町2交差点までの約1`区間。
県では2011年3月11日発生の東日本大震災を教訓に建設中の新中央病院の周辺防災対策として、大規模震災時の液状化や津波による浸水影響など防災対策を強化するため、アクセス道路の液状化対策や周辺海岸施設の強化対策などを開院するまでに整備する方針。