建通新聞社(中部)
2012/04/26
【三重】四日市市 新総合ごみ処理施設造成施工者決定
四日市市は、垂坂町で計画する「新総合ごみ処理施設」の造成施工者にTSUCHIYA・中央建設JVを選定した。議会承認後に契約する。工期は2013年9月30日まで。
事業内容は造成工が8f、調整池3カ所、進入道路1カ所。事業費は2カ年度で9億3400万円を計上している。
また、プラント建築物や設備の設計・施工・運営の事業者をDBO方式で現在選定中。5月中にヒアリングなどを行い、6月に落札候補者を決定する見込み。契約は9月議会になる予定。選定された事業者はプラント建築物などの設計・施工を10月から16年3月末までに行い、16年4月から36年3月末まで20年間の運営・維持管理を一括で行う。
同事業は老朽化した北部清掃工場を更新し、16年4月の稼働を目標に新総合ごみ処理施設を整備する計画。1日の処理能力は焼却施設336d、破砕処理施設32dを想定。完成後に既存の北部清掃工場は解体される。36年3月末までの運営・維持管理を含む総事業費は約357億円(解体事業費は除く)。