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建通新聞社（中部）
2012/04/24
【愛知】庄内川河川事務所 宝神地区で堤防補強５００㍍
国土交通省庄内川河川事務所は、庄内川の宝神地区河川改修事業として進めている堤防の耐震改修で、２０１２年度は延長５００㍍程度の区間を対象に工事を実施する。対象地区は名古屋市港区多加良浦町付近。事業費として12年度当初予算で９億２０００万円を計上している。
同事業は、東日本大震災の発生を受けて、堤防の耐震改修と液状化対策を実施しているもの。11年度の３次補正予算で事業を開始し、初弾工事に着手した。今後、11年度分の工事の進捗を見ながら12年度分の着工時期などを調整する。
対象区間は、庄内川の下流部の左岸側。12年度は南陽大橋の前後約５００㍍を整備する。同地区では、川の付近まで住宅地が密集していることから堤防の後退などは困難となっており、堤防の表裏に静的締め固め杭を打ち込むことで補強・液状化対策とする。
今後は、12年度施工区間から上流側に向かって順次、堤防改修を施す予定。区間延長、事業期間などは予算を踏まえて検討する。
同地区では、庄内川は新川と並行して流れており、右岸部分の管理・補修は愛知県が担当している。
同地区で堤防の決壊が発生した場合、想定される被害総額は下流部を中心に約５兆２０００億円に上ると試算される。
同事業は、東日本大震災の発生を受けて、堤防の耐震改修と液状化対策を実施しているもの。11年度の３次補正予算で事業を開始し、初弾工事に着手した。今後、11年度分の工事の進捗を見ながら12年度分の着工時期などを調整する。
対象区間は、庄内川の下流部の左岸側。12年度は南陽大橋の前後約５００㍍を整備する。同地区では、川の付近まで住宅地が密集していることから堤防の後退などは困難となっており、堤防の表裏に静的締め固め杭を打ち込むことで補強・液状化対策とする。
今後は、12年度施工区間から上流側に向かって順次、堤防改修を施す予定。区間延長、事業期間などは予算を踏まえて検討する。
同地区では、庄内川は新川と並行して流れており、右岸部分の管理・補修は愛知県が担当している。
同地区で堤防の決壊が発生した場合、想定される被害総額は下流部を中心に約５兆２０００億円に上ると試算される。
