トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北海道建設新聞社
2012/04/24

【北海道】札幌市が仮称・北24条大橋に13年度着工へ−本年度は測量や用地買収 

 札幌市建設局は、宮の森北24条通整備で計画している仮称・北24条大橋新設の2013年度着工に向けて、12年度は用地確定測量や用地買収を進める。事業完了は18年度を見込んでいる。
 現行の宮の森北24条通は、中央区宮の森4条10丁目を起点に北区北24条などを経て、東区東雁来の国道275号接続部が終点。これを都市計画変更し、豊平川を越えて白石区菊水元町9条1丁目の南7条米里通まで約1180m延長した。
 この区間に含まれるのが豊平川をまたぐ仮称・北24条大橋で、橋長約317m。総幅員は22・8mで、中央帯1mを挟んで車道2車線6m、歩道3・5m、路側帯1m、地覆0・4mを両側に設ける。上部構造は固まっていないが、箱桁を想定。下部は橋台2基、橋脚3基の4スパンとする。
 取り付け道路は右岸の白石区側が延長570m、左岸の東区側が延長290mあり、幅員は一般部が車道計12m、歩道計12m、停車帯計4m、中央帯1mの29mで、側道を含む総幅員は39・8mとなっている。
 上流側の環状北大橋と下流側の豊水大橋は約1・5`離れているため、中間への同橋新設によりそれぞれの渋滞緩和も期待できる。
 実施設計は、ダイシン設計が担当。総事業費には約70億円を見込む。12年度は事業費約3000万円を投じ、白石区側の用地確定測量を実施するほか、東区側の用地買収を進める。
 13年度は下部に着工するほか、用地買収の進ちょく次第では東区側の取り付け道路整備にも着手する予定だ。