建通新聞社四国
2012/04/20
【高知】高知港三里でケーソンと上部工 高知港湾空港
国土交通省高知港湾・空港事務所の2012年度当初予算は80億6100万円となっている。内訳は、高知港三里地区に35億0400万円でケーソン3函築造や上部工など、須崎港湾口地区に13億6800万円でケーソン2函築造など、宿毛湾港池島地区に22億4600万円でケーソン4函築造など、室津港室津地区に5億8300万円でケーソン2函築造など、高知空港に3億6000万円でエプロン改良などを実施。これらの工事は7月ごろに一般競争入札で公告する見込みだ。
高知港三里地区東第一防波堤築造では、ケーソン3函の据え付けと上部工、被覆・消波ブロックの据え付けなどを進める。ケーソン1函当たりの寸法は、延長22b、幅13・5b、高さ13b、重量約2500d。
また、その2工事として、10〜11年度に据え付けたケーソン7函の上部工、消波ブロック据え付けを予定。その3工事として、11年度の台風により移動したケーソン1函を所定の位置に改めて据え付け、上部工と被覆・消波ブロックの据え付けも合わせて実施する予定。東第一防波堤築造は、全体計画1100bのうち、これまでに約790bが概成している。
須崎港湾口地区東防波堤では、ケーソン2函の据え付けと上部工、被覆・消波ブロックの据え付けなどを進める。ケーソン1函当たりの寸法は、延長17・9b、幅11・6b、高さ9b、重量約1500d。東防波堤は、全体計画940bのうち、これまでに844bが概成している。
宿毛港湾池島地区第2防波堤では、ケーソン4函の据え付けと上部工、被覆ブロック据え付けなどを進める。ケーソン1函当たりの寸法は、延長14・5b、幅16・2b、高さ17・8b、重量約2900d。第2防波堤の総延長は380b。またその2工事として、将来防波堤を築造する箇所のうち、水深の浅い場所での岩盤撤去を行う。
室津港室津地区第1防波堤では、ケーソン2函の据え付けと上部工、被覆・消波ブロックの据え付けなどを進める。ケーソン1函当たりの寸法は、延長22・7b、幅18・6b、高さ11b、重量約2900d。第1防波堤は全体計画735bのうち、これまでに602bが概成している。
高知空港では、2番スポットをメインに舗装改良を行う。2番スポットの面積は1万0500平方bで、39aのコンクリート版を打ち替える。