県災害復旧・復興本部は19日、「千葉県放射性物質除染実施プラン」をまとめ、公表した。除染は、県が管理する施設等で毎時0.23マイクロシーベルト以上の空間放射線量が計測された施設を対象とし、当面、子どもの利用が多く優先度の高い施設を中心に進める。未測定の施設でも、周辺の測定値から推測されるものは対象とした。除染の対象施設は、高校、特別支援学校、県営住宅、公園、農業事務所、土木事務所など77施設。施設の利用状況に応じてA、B、Cの3つに分類し、優先度を設けた。各施設等の放射線量は毎時0.23マイクロシーベルト未満を目指す。