建通新聞社(中部)
2012/04/18
【愛知】ユニー アピタ一宮店を8月に閉店し建替
総合小売業をチェーン展開するユニー(稲沢市天池五反田町1、前村哲路社長)は、同社が展開する大型店舗のシンボル店に位置付けていた「アピタ一宮店」を2012年度から13年度にかけて改築する。
現店舗は12年8月に閉店。その後、12年内をめどに着工し、13年度の新装開店を予定している。当初の計画では、オープン時期を13年秋としていたが、計画検討の過程で開店時期を延期した。
新店舗は、鉄骨造2階建てで、営業面積約2万7000平方bを想定。屋上に駐車場を設けたショッピングセンターとして整備する。このほかバリアフリー対応のユニバーサルデザインや、LED照明の導入など、人や環境に優しい店づくりを進める方針だ。
現在の店舗は鉄筋コンクリート造2階建てで、店舗面積2万5408平方b。1975年にクルマ社会に対応する郊外型大型店の先鞭(せんべん)をつけた「ぞうさんユニー」として開店し、立体駐車場や飲食・アミューズメント棟を増築してきた。同社では、一宮店をユニーのシンボル店として位置付けており、今回の改築でも、将来に向けたアピタモデル店としてリニューアルする考えを強調している。
建設地は一宮市両郷町1ノ6。既存店の敷地約4万7000平方b内で建て替える。