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建通新聞社（中部）
2012/04/17
【三重】志摩市 火葬場建設事業 造成を５月
志摩市は「火葬場建設事業」について、２０１２年度に敷地造成工事と進入路新設などの土木関連工事２件と建築工事を発注する。敷地造成工事と進入路などの工事は２件に分け、５月に発注し入札まで終え、建築工事は特定建設共同企業体（ＪＶ）による入札で秋ごろに公告する。設備も機械、電気設備を分離で同時期に発注する計画だ。
予定される土木工事は、施設北側を東西に走る市道三ケ所坂崎線と施設を結ぶ進入道路と同市道の改良を合わせて一本化した工事と、施設の敷地造成と施設東側で同市道と接続する管理道路（幅員４㍍程度）を一本化した工事の計２件。いずれも市議会の承認案件。
計画では、進入道路の建設規模は延長88㍍、幅員７㍍。市道改良は延長２０５㍍程度（現道幅員約７㍍）を対象に、施設への出入り口部分の３車線化や安全帯、一部拡幅、道路景観に配慮した整備を行う。
敷地造成工事は、建設予定地の磯部町三ケ所の山林約１万２６００平方㍍を対象に敷地内で原則切り盛り土により、平場を成形する。具体的には敷地内東側で施設建築予定地の山林の造成で発生した切り土を西側の谷部に埋め立てて駐車場用地を造成する。造成面積は９８００平方㍍。また敷地東側から市道へ接続する管理用道路延長61㍍（幅員約４㍍）を建設する。管理用道路を先行させ、敷地造成の工事用車輌のアクセスを確保し土工事の進捗を図り、建築工事の着工への段取りを考慮した工程を計画している。工期は２件とも13年３月。
建築工事は、ＪＶによる参加を前提に発注条件などを今後詰めていく考えだ。発注は秋ごろで12月市議会の承認案件への上程を目指している。施設計画では、鉄筋コンクリート造の低階層で建築面積１９８８平方㍍を想定。施設内容はエントランス、会葬、待合、管理の各部門で構成。火葬炉施設は、人体炉３基（予備スペースとして１基分）、動物炉１基。主燃焼炉と付帯設備で構成。炉体は耐火・断熱レンガなどの耐火材、外部は鋼板製ケーシング。排気設備では、短煙突（排気筒）を建物の中に組み込むほか、高効率の集じん機などを設置する。工期は14年３月を予定。14年４月の稼働を目指す。火葬炉の設計・工事は11年度に実施した公募型プロポーザル方式で決定しており、富士建設工業（新潟市）が行う。建築設計は内藤建築事務所名古屋事務所（名古屋市中区）が担当。
配置計画では、火葬場敷地のほか、駐車場（約60台）３２００平方㍍、調整池６００平方㍍、公園１１００平方㍍などとなっている。
予定される土木工事は、施設北側を東西に走る市道三ケ所坂崎線と施設を結ぶ進入道路と同市道の改良を合わせて一本化した工事と、施設の敷地造成と施設東側で同市道と接続する管理道路（幅員４㍍程度）を一本化した工事の計２件。いずれも市議会の承認案件。
計画では、進入道路の建設規模は延長88㍍、幅員７㍍。市道改良は延長２０５㍍程度（現道幅員約７㍍）を対象に、施設への出入り口部分の３車線化や安全帯、一部拡幅、道路景観に配慮した整備を行う。
敷地造成工事は、建設予定地の磯部町三ケ所の山林約１万２６００平方㍍を対象に敷地内で原則切り盛り土により、平場を成形する。具体的には敷地内東側で施設建築予定地の山林の造成で発生した切り土を西側の谷部に埋め立てて駐車場用地を造成する。造成面積は９８００平方㍍。また敷地東側から市道へ接続する管理用道路延長61㍍（幅員約４㍍）を建設する。管理用道路を先行させ、敷地造成の工事用車輌のアクセスを確保し土工事の進捗を図り、建築工事の着工への段取りを考慮した工程を計画している。工期は２件とも13年３月。
建築工事は、ＪＶによる参加を前提に発注条件などを今後詰めていく考えだ。発注は秋ごろで12月市議会の承認案件への上程を目指している。施設計画では、鉄筋コンクリート造の低階層で建築面積１９８８平方㍍を想定。施設内容はエントランス、会葬、待合、管理の各部門で構成。火葬炉施設は、人体炉３基（予備スペースとして１基分）、動物炉１基。主燃焼炉と付帯設備で構成。炉体は耐火・断熱レンガなどの耐火材、外部は鋼板製ケーシング。排気設備では、短煙突（排気筒）を建物の中に組み込むほか、高効率の集じん機などを設置する。工期は14年３月を予定。14年４月の稼働を目指す。火葬炉の設計・工事は11年度に実施した公募型プロポーザル方式で決定しており、富士建設工業（新潟市）が行う。建築設計は内藤建築事務所名古屋事務所（名古屋市中区）が担当。
配置計画では、火葬場敷地のほか、駐車場（約60台）３２００平方㍍、調整池６００平方㍍、公園１１００平方㍍などとなっている。
