建通新聞社(中部)
2012/04/16
【岐阜】多治見市の学校給食 単独校化で方針策定中
多治見市は、共同調理場方式で給食が提供されている市内15小中学校の「給食調理場施設」の今後について、単独校調理場方式で順次整備することを柱とした方針を2012年度内にまとめる。単独化までの経過措置として新たな共同調理場整備も検討していたが、行わない方向となりそうだ。
学校給食の基本方針について同市では、食に関する指導の場であるとともに、安全でおいしい給食づくりなどを目指している。基本方針を実現するためには単独校方式が望ましいとしており、これまで学校の建設や改修に合わせて5施設(6校分)の整備を行った(池田小学校は建設中)。
今後も単独校調理場方式を進めるため、整備方針を長期計画として定めて順次取り組んでいく。老朽化した共同調理場(大畑、共栄)と洗浄センターは整備の進展に合わせて閉鎖する。
単独化を目指す15校は、小学校が▽養正▽精華▽昭和▽共栄▽小泉▽市之倉▽南姫▽根本▽脇之島―の9校、中学校が▽陶都▽多治見▽平和▽小泉▽南ケ丘▽南姫―の6校。