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建通新聞社(中部)
2012/04/12

【愛知】豊橋市 設計を4月下旬に公告

 豊橋市は、「南稜地区市民館」の改築計画で、基本・実施設計の委託先を公募型プロポーザル方式で選定する方針だ。募集要項の検討などが順調に進めば4月下旬にも公告する。
 計画では、現在の南稜地区市民館を解体し、跡地に「大清水窓口センター」と(仮称)「南地域図書館」などの機能を備えた複合施設を1棟建設する。2012年度中に設計を完了し、13年度に工事着手、14年秋の完成を目指す。
 建設地は既設市民館の解体跡地と国道23号豊橋バイパスを挟んだ北側市有地を含めた敷地面積約5800平方b。飛び地となるため、施設、駐車場などの配置計画も設計業務に含めて委託する。新築規模についても現在のところ未定だが、延べ床面積2100平方b程度を想定している。
 既設規模は、市民館が鉄筋コンクリート造3階建て延べ900平方b。窓口センターが軽量鉄骨造平屋58平方b。窓口センターについては工事中も機能を継続させるため、完成後に解体する。所在地は大清水町字彦坂10ノ7。
 同市では、施設の老朽化が著しく進んでいることや、同地区での図書館整備の要望が高まっていることなどから計画を具体化した。総事業費は約8億円を見込んでいる。