建通新聞社(中部)
2012/04/11
【三重】桑名市 健康増進施設は12年度に設計
桑名市は、多度町に整備を計画している「健康増進施設新築」の実施設計を2012年度に発注する。順調に進めば12年度内に設計をまとめ、13年度には本体工事に着手する見通しだ。
同施設は、合併前の旧多度町でゆう出した温泉(弱アルカリ性単純泉)を活用し、健康づくりの拠点施設として整備が計画された。当初は、建設費約11億円で高齢者や障害者の福祉機能、健康増進機能のほか、休憩、飲食機能などを持つ温泉福祉施設を建設する計画としていたが、2010年度には、設計変更を行い施設内容などを見直して、当初の施設建設費を約8億円に圧縮している。 この設計変更では、計画当初の施設規模約2000平方bを変えることなく建設費を圧縮したが、都合3回目となる今回(12年度)の設計では、施設規模の見直しを含めた検討を行うことで、さらに建設費を圧縮する計画だ。
建設地の多度町小山字西天王平地内約1万2500平方bの敷地は、荒造成までが完了している。
11年度までの実施設計は、玉岡設計(名古屋市中区)が担当。