建通新聞社(中部)
2012/04/04
【三重】四日市市 第2期水道施設整備で基幹施設耐震化進める
四日市市上下水道局は、2012年度の水道事業で、第2期水道施設整備としての基幹施設耐震化と、鉛給水管の敷設替えなどを進める。市の総合計画(2011〜13年度)に位置付けており、1年ローリングをした結果、12年度の事業費を19億8747万円に再設定している。
12年度の事業では、山ノ手配水池2号池と高岡配水池1号池、みゆき配水池1号池、水管橋3橋、管路は口径300〜600_の延長1880bをそれぞれ耐震化するほか、緊急用貯水槽1基を移築する。鉛給水管は市内2300カ所を敷設替えを行う方針。加えて、管路と水道施設の更新、配水管網の整備を促進させる。
また、13年度は事業費を19億2390万円とし、山ノ手配水池1号池と取水井2井、水管橋2橋、管路は延長2140bを耐震化する。鉛給水管は1800カ所を敷設替えを予定。
14年度以降は水沢配水池1号池と取水井10井、管路延長7045bの耐震化、朝明水源地除マンガン処理施設築造、水沢配水池2号池とみゆき配水池2号池、朝明取水井の更新などを計画している。