建通新聞社(東京)
2012/03/30
【東京】 町田市 介護保険施設整備運営 プロポで選定
町田市は、民設民営の介護保健施設を誘致するため、2012年度の整備運営候補事業者をプロポーザル方式で選定する。募集する施設は、特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、認知症高齢者グループホーム。整備工事については、国庫補助などが入る特別養護老人ホームと有料老人ホーム(介護専用型)、認知症高齢者グループホームは、事業者が入札で発注する。
事業者からの工事発注時期は、特別養護老人ホームと有料老人ホームが2013年秋口、認知症高齢者グループホームは12年秋口になる見込み。
プロポーザルの募集開始は、三つの施設とも4月2日からで、締め切りは特別養護老人ホームと有料老人ホームが5月31日、認知症高齢者グループホームは4月27日まで。
選定方法は財務状況、整備方針、立地条件、施設内用、配置図から総合的に行う。選定は外部委員会を立ち上げて行う。
特別養護老人ホームの整備手法は、「創設もしくは増床」と「改築」。創設・増床の場合の整備規模は200床、改築は50床を上限とする。補助額は創設・増床の場合、ユニット型個室で1床あたり300万円、多床室で1床240万円。改築の場合、ユニット型個室で1床150万円、多床室で1床120万円。募集地区は堺・忠生地区、鶴川地区、町田地区、南地区。開設時期は14年度内。
有料老人ホームの整備手法は「混合型」と「介護専用型」に分かれる。整備規模は100床ずつ。募集地区は堺・忠生地区、鶴川地区、町田地区、南地区。開設時期は13年度内。
認知症高齢者グループホームの整備手法は「創設もしくは改修」。整備規模は1施設2ユニット18人。補助額は創設が1ユニット2000万円、改修型1ユニット1500万円。開設時期は12年度内。
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