船橋市は28日、南部清掃工場建て替え事業環境影響評価調査業務委託の公募型プロポーザルで、八千代エンジニヤリング(千葉事務所:千葉市中央区新田町5−10)を受託候補者として特定したことを明らかにした。同プロポーザルでは6者が参加表明書を提出、第1次審査(書類審査)を通過した5者を対象に今月26日に第2次審査(ヒアリング)を実施した。八千代エンジニヤリング以外の第2次審査対象者はエイト日本技術開発、建設技術研究所、日本気象協会、パシフィックコンサルタンツ(50音順)。なお、同プロポーザル実施にあたっての提案限度額は1億2810万円(税込み)、委託期間は2015年9月30日まで。
南部清掃工場(潮見町38)については、10年度から11年度にかけて焼却処理方式選定委員会で処理方式を検討した結果、ストーカ方式(灰は外部委託)を選定。今後、PFI導入可能性調査(13年度)、事業者選定(14〜15年度)を経て、16〜19年度で設計・建設を進め、20年度の供用開始を予定している。今回委託する環境影響評価調査業務は、建て替えを予定している現在地および周辺地域の現況調査を行い、建て替えによる影響を予測・評価するもので、12年度から15年度にかけて実施する。