建通新聞社(東京)
2012/03/28
【東京】 松原小など2校の改修設計を2012年度
世田谷区は、小中学校の内部大規模改修事業で、2012年度に松原小学校と用賀中学校の設計を委託する。躯体だけを残して、内壁や天井、給排水設備などを全面的に改修する予定で、12年度内に施工内容をまとめる。設計委託については、4月にも入札手続きを開始する見通しだ。
松原小の規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ6431平方b。古い校舎棟は1970年の建設で、4棟の校舎棟と体育館で構成している。
完成から40年が経過しており、11年度に先行して外壁の補修に着手した。12年度も引き続き外壁の補修を行うとともに、並行して内部改修の設計を進める。
内部改修のスケジュールは未確定だが、全体を複数の工区に分割し、13年から段階的に施工を進める公算が大きそうだ。
所在地は松原5ノ43ノ26。
一方の用賀中の規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ8516平方b。75年から段階的に増築を重ね、全体で1棟の校舎棟と体育館を形成している。こちらも12年度に施工内容をまとめ、13年から複数年で施工する見通しだ。
所在地は上用賀5ノ15ノ1。