建通新聞社(中部)
2012/03/27
【岐阜】海津市 統合庁舎整備を早ければ4月に公告
海津市は、「統合庁舎整備」を計画しており、2012年度から工事に着手するため、早ければ4月にも一般競争入札で公告する予定だ。6月議会の承認案件として工事発注する見込み。
統合庁舎整備は、海津庁舎、平田庁舎、南濃庁舎に分担している機能を集約するために実施する。新庁舎の建設を12・13年度に実施し、14年度に既設海津庁舎の耐震補強を実施する。計画では耐震補強完了した後に庁舎を統合するため、それまでに完成後の平田庁舎と南濃庁舎の利用法を決定する見込み。総事業費は概算で約22億5000万円となっている。
新施設の計画規模は、鉄筋コンクリート造4階建て塔屋付延べ5653平方b。既設海津庁舎の規模は、鉄筋コンクリート造3階建て延べ約4000平方b。耐震工法は鋼板内蔵RCブレース。建設地は海津町高須515で、新庁舎は海津庁舎の隣接地に建設する。
設計は内藤建築事務所中部支社名古屋事務所(名古屋市中区)が担当。
市は当初予算に9億1305万円を計上した。