建通新聞社(中部)
2012/03/21
【愛知】新城市 道の駅整備 12年度は建築詳細設計など
新城市は、「道の駅」の整備計画で、2012年度に建築詳細設計、駐車場設計、敷地造成工事などを発注する予定だ。建築詳細設計はプロポーザル方式での委託を検討している。
計画では、12年度早期に運営計画総合プロデュースを委託。この中で経営面や運営面での基本方針を固め、これに基づき建築詳細設計、駐車場設計などを実施する。設計業務は12年度中に完了させたい考え。造成工事も基本方針が固まり次第発注する考えで、造成面積は6500〜7000平方b程度を想定している。12年度の事業費は8000万円を見込んでいる。
全体計画では、14年度に開通予定の新東名高速道路(仮称)新城インターチェンジ(IC)と結節する国道151号新城バイパス交差点付近に、敷地面積約1fの道の駅を整備する。施設内容は、駐車場、トイレ、道路情報施設、休憩施設、飲食物販施設など。建設地は八束穂五反田。
同市では、新東名や新城ICの開通により、奥三河地域に観光客をはじめとする来訪者の増加が見込まれることから、道路利用者の休憩施設、地域情報の発信拠点としての機能を期待している。完成すれば市内で3カ所目の道の駅となる。