静岡県内の2012年1月の新設住宅着工戸数は前年同月を29・7%下回る1871戸で、2カ月連続で減少した。減少幅は11年度で最大。これにより11年度の累計は、前年度同期比7・2%減の2万0343戸となった。1月単月の着工戸数を利用関係別に見ると、持ち家が前年同月比29・9%減、貸家が同29・8%減、給与住宅が同41・7%減、分譲住宅が同26・9%減(うち分譲マンションが同数のゼロ戸)で、すべての用途で減少した。地域別では、東部地区が同18・6%減、中部地区が同24・0%減、西部地区が同39・5%減で、すべての地区で大幅に落ち込んだ(詳細を月刊建設データ3月号に掲載)。
1月の着工戸数を利用関係別に見ると、持ち家が前年同月比29・9%減の1035戸、貸家が同29・8%減の644戸、給与住宅が同41・7%減の21戸、分譲住宅が同26・9%減の171戸(うちマンションが同数でゼロ戸)だった。
地域別・利用関係別では、東部地区の持ち家が前年同月比14・7%減の326戸、貸家が同26・8%減の131戸、給与住宅が同76・9%減の3戸、分譲住宅が同数の38戸。
中部地区は、持ち家が同17・5%減の335戸、貸家が同31・1%減の244戸、給与住宅が同95・0%減の1戸、分譲住宅が同6・8%減の68戸。
西部地区は、持ち家が同45・6%減の374戸、貸家が同29・9%減の269戸、給与住宅が同466・7%増の17戸、分譲住宅が同47・2%減の65戸だった。
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一方、国土交通省がまとめた12年1月の全国の新設住宅着工戸数は前年同月に比べ1・1%減の6万5984戸で、5カ月連続の減少。
分譲住宅が前年同月比0・5%減の1万9813戸で2カ月連続で減少した。このうちマンションが1万0167戸で、同2・6%減となった。持ち家は同2・7%減の2万1687戸で5カ月連続の減少。貸家が同1・1%増の2万4256戸で、こちらは5カ月ぶりに増えた。給与住宅は同56・0%減の228戸で2カ月連続の減。
(2012/3/16)
建通新聞社 静岡支社