建通新聞社
2012/03/15
【大阪】大阪市水道局 4合同庁舎の実施設計、アイ・エフ建築設計などに委託
大阪市水道局は、(仮称)東部合同庁舎など、事業所再編の核となる4合同庁舎の実施設計をアイ・エフ建築設計研究所(大阪市中央区)などに委託した。4件とも納期は2013年3月15日まで。工事は13年度に着工し、15年度までの3カ年で施工。現在の水道工事センターを営業しながら、増築や既存施設の耐震改修などを行い、水道事業の新たな拠点とする。
(仮称)東部合同庁舎は、現東部水道工事センター敷地内(都島区都島本通4−12−4)で整備。1972年に建設した既存施設(鉄筋コンクリート造4階建て延べ1,497u)を耐震改修するほか、鉄骨造3階建て延べ約3,600uと付属棟を増築する。実施設計はアイ・エフ建築設計研究所が担当。
(仮称)西部合同庁舎は、現西部水道工事センター敷地内(西区南堀江4−12−26)で整備。1975年に建設した既存施設(鉄筋コンクリート造4階建て延べ1,203u)を耐震改修するほか、鉄骨造6階建て延べ約2,854uと付属棟を増築。実施設計はアルト建築設計事務所(大阪市北区)が担当。
(仮称)南部合同庁舎は、現田辺営業所敷地内(東住吉区南田辺3−2−1ほか)で整備。既存施設(鉄筋コンクリート造3階建て延べ899u)を解体後、鉄骨造5階建て延べ約3,102uと付属棟を新築する。実施設計は新大阪設計事務所(大阪市住吉区)が担当。現南部水道工事センター(東住吉区北田辺4−16−3)は廃止する予定。
(仮称)北部合同庁舎は、現北部水道工事センター敷地内(淀川区新高1−6−19)で整備。1978年に建設した既存施設(鉄筋コンクリート造4階建て延べ1,779u)を耐震改修するほか、鉄骨造4階建て延べ約2,246uと付属棟を増築する。実施設計はアイ・エフ建築設計研究所が担当。