建通新聞社(東京)
2012/03/06
【東京】 町田市 忠生市民センター 工事費14億
町田市は、忠生市民センター建て替えの予定工事費を14億円と見積もっていることが分かった。市は、2012年度に実施設計をまとめ、13年6月に仮庁舎を同敷地内にプレハブで建設し移転、現施設の解体を行う。新施設の工事は13年9月議会案件として発注し10月に着工、2カ年工事で15年2月の開館を目指す。
施設規模は、鉄筋コンクリート造3階建て延べ約4480平方b。1階部に市役所支所施設約460平方b。コミュニティー施設としてホールなど8室に900平方bを充てる、出会い・交流・憩い施設で500平方b、2階部に図書施設約1300平方bを設けるほか、舞台ホールや楽屋を充実させる。
用地は鉄道駅から離れているため、車や自転車でも来館しやすくするよう駐車区画を65台分(車路含めて面積約1700平方b)確保する。またバイク置き場8台分、自転車駐車場81台分を確保し、交通利便性を高める。利用者の安全・安心のためバリアフリー化し、入り口は芝溝街道側と敷地南東側、小学校側の3方向に設置。このほか、地域住民の憩いの場とするため緑・憩いの場を約1275平方b確保する。
既存施設の規模は、鉄筋コンクリート造3階建て延べ約1442平方b(倉庫を含む)。建築年次は1977年。
建設地は忠生3ノ14ノ2。敷地面積は約5549平方b。基本計画策定のコンサルタント業務は、アルテック(渋谷区上原1ノ24ノ3)が担当している。
なお、市は同市民センターのほか成瀬センター(成瀬2144ノ1)と玉川学園文化センター(玉川学園2ノ19ノ12)の建て替えも計画している。