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建通新聞社(中部)
2012/03/02

【岐阜】各務原市 各務小屋内運動場改築など前倒しで

 各務原市は、2011年度末までに市内小中学校の耐震補強工事などを一部前倒しで発注するため、3月補正予算案に事業費12億6639万円を確保した。順調なら3月中旬までに予算案の議決を受けて各発注準備を進める計画で、4月以降の入札執行などが見込まれる。
 主な内訳は小学校建設事業費として「各務小学校屋内運動場改築事業」や「那加第一小学校ほか2校の校舎耐震補強事業」に4億9983万円。中学校建設事業費として「川島中学校屋内運動場耐震補強事業」や「那加中学校ほか3校の校舎耐震補強事業」に7億6425万円を盛り込んでいる。
 改築する各務小屋内運動場の計画規模は、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造延べ920平方b程度、設計は大建設計各務原事務所(各務原市)が担当した。このほか校舎棟耐震補強の対象小学校は那加第一小、稲羽西小、八木山小。那加第一小では東棟で計画。東棟の既設規模は、鉄筋コンクリート造4階建て(半地下4層構造)延べ1447平方b、設計は村土設計(各務原市)が担当。西棟は12年度発注で、既設規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ3299・4平方b。
 また、稲羽西小は南舎西棟が対象。既設規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ571平方b、設計は塚原建築研究所(岐阜市)。八木山小南舎東棟の既設規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ2238・24平方b、設計はYAS設計室(各務原市)が担当した。
 一方、中学校では川島中屋内運動場のほか、那加中北舎・南舎、中央中北舎、鵜沼中北舎東棟、蘇原中南舎東棟の各校舎の耐震補強を図る。川島中屋内運動場の既設規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ3829平方b、設計はダイナ建築設計(岐阜市)が担当した。
 那加中北舎の既設規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ2288平方b、設計はドゥ・プランニング(各務原市)。同南舎の既設規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ3705平方b、設計はMeet’s設計工房(各務原市)が担当した。
 中央中北舎の既設規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ3972平方b、設計は中央設計(各務原市)した。鵜沼中北舎東棟の既設規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ1032平方b(456平方bと576平方bの建築年度の違う建物で構成)、設計はデザインボックス(岐阜市)が担当した。
 蘇原中南舎東棟の既設規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ1191平方b、設計はYAS設計室が担当した。