建通新聞社(神奈川)
2012/02/27
【神奈川】JRA ウインズ横浜A館改築の施工者決定
日本中央競馬会(JRA)は23日、ウインズ横浜A館改築工事の総合評価落札方式による一般競争入札を行い、設計・施工者を竹中工務店横浜支店と東畑建築事務所の連合体に決めた。落札価格は61億6000万円。竹中・東畑JVは今後設計を進め、2016年3月に新施設を完成させる。
ウインズ横浜A館が老朽化したため、安全確保に配慮した施設として現在地で改築する。
A館の現況の規模は地下1階地上6階建て延べ約1万4800平方b。建物の一部約1万平方bを除却して、新たに約1万3000平方bの施設を建設する。また、約5000平方b部分の内部と外装を改修し、施設全体の快適性を高める。改築内容の詳細は、今後、竹中・東畑JVが実施設計を進め決定する。工事着手は13年6月の予定。
所在地は横浜市中区宮川町3ノ70。
基本設計はJRAファシリティーズ(東京都港区)が担当した。
入札には竹中・東畑JVのほか鹿島建設・梓設計JVと大成建設・安井建築設計事務所JVの3者が応札した。入札価格は竹中・東畑JVが3者中最も高かったが、技術評価点が最高点だったため逆転した。