建通新聞社(東京)
2012/02/27
【東京】 港区 麻布保育園等整備の基本設計
港区は、プロポーザル方式で選定を進めていた麻布保育園等整備の基本設計業務を佐野建築研究所(渋谷区)に委託した。設計納期は6月29日まで。2012年度に実施設計をまとめ、同年度に建設工事に着手し、14年度の完成を目指す。12年度当初予算案には、3億2745万円(債務負担行為限度額13〜14年度、8億3452万円)を計上した。
同保育園は、旧鳥居坂グラウンドの仮園舎で運営しており、土地交換により、麻布地区総合支所北側隣地へ移転・整備する。
計画規模は3階建て延べ約2200平方b。1、2階に保育園、3階に区民協働スペース、屋上に室外機などを設ける。
建設場所は六本木5ノ302ノ8ほか。敷地面積は1974平方b。
同社の提案は、保育室のレイアウト、2階テラスへの可動テント屋根の設置、外断熱工法、LOW−E複層ガラスによる断熱性の向上、高効率の空調機の採用、自然通風・採光を取り込むことによる光熱費の抑制などが評価された。