建通新聞社(東京)
2012/02/21
【東京】 小平市 複合施設建設 2・8億計上
小平市は、2012年度の当初予算案に仲町公民館・仲町図書館複合施設の整備費として2億8443万円を計上した。12年度から13年度にかけて工事を行う予定。市の第三次長期総合計画・前期基本計画の中では、12年度の解体・建設工事費として3億1400万円、13年度に建設工事・備品等整備費として2億8600万円を見込んでいる。建設地となる現仲町図書館の解体工事を12年度早期に発注、本体工事は総合評価方式を採用し、6月議会案件として発注する予定だ。
仲町公民館と仲町図書館は、いずれも老朽化が進んでおり、新たに両施設の機能を備えた複合施設の建設を行う方向で検討していた。延べ床面積を現施設規模より大きく確保できる仲町図書館敷地を建設用地として確保した。同敷地内には消防団第三分団詰所があったが、現在移転改築を進めている。
建設地は仲町145。規模は地下1階地上3階建て延べ約1500平方bを見込んでいる。地下1階・地上1階部分を主に図書館として使用、2・3階を公民館とする。駐車場は敷地内に6台分、隣接地に5台分確保する。
設計業務は妹島和世建築設計事務所(江東区)が担当した。。
解体する仲町図書館の規模は、鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建て延べ1141平方b。 仲町公民館の跡地については、活用方針を今後検討していく。所在地は仲町521。既存規模は鉄骨プレハブ造2階建て延べ697平方b。