建通新聞社(中部)
2012/02/21
【愛知】豊橋市 メガソーラー発電所設置者を募集
豊橋市は、市有地にメガソーラー発電施設を設置し、施設の建設、運営などを行う事業者を公募型プロポーザル方式で選定する。参加受け付け期間は2月20日から3月2日まで。
市では、電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法の成立に合わせ、再生可能エネルギーの導入拡大と地球温暖化対策のため、老津町切山の2カ所の市有地(廃棄物最終処分場跡地)約2万平方bをメガソーラー発電用地として事業者に賃貸借する。
応募資格は、メガソーラー発電事業を実現することができる総合的な企画力、技術力、資金力、経営能力などを有する企業または複数の企業などで構成する連合体で、メガソーラーの設置、運営に関連する事業に関与したことがある―などの条件を満たす者。
応募者はメガソーラー発電事業実施のための企画、資金調達、施設の設計、建設などの提案を提出し、外部委員で構成する豊橋市メガソーラー設置運営事業企画提案評価委員会において、提案内容を審査する。
事業者は、発電量1メガhを目標とするメガソーラー発電事業実施のための企画、資金調達、施設の設計、建設、管理運営などを行うため、2012年度中に事業着手、発電開始を目標とする。発電した電気は売電を基本とする。事業用地の賃貸借契約期間は18年程度を想定。
また、付帯する条件として、事業者は掘削などにより廃棄物が露出しない施工を進める、発電設備工事については、市内事業者への発注を優先する―などについても考慮することが必要。
今後の予定としては、3月9日に現地説明会を開き、4月12日〜4月13日に企画提案書を受け付ける。応募者多数の場合は、1次審査として、応募資格を満たす者の中から、土地の賃借料の提示額によって上位5者程度を絞り、第2次審査では、豊橋市メガソーラー設置運営事業企画提案評価委員会において、事業者によるプレゼンテーションを実施し、5月上旬には最優秀企画提案者を選定する。
参加申し込み先は豊橋市温暖化対策推進室。応募要項などは市ホームページ(温暖化対策推進室)で閲覧できる。