「2011年度企業技術者による足場組立講習会」が10日、県立東総工業高等学校(旭市鎌数字川西5146)で開講し、向井建設の技術者指導のもと、同校建設科の2年生が足場組立の実習を行った。
講習は10日(金)と17日(金)の日程で、初日の10日には建築コースの15人(男子8人、女子7人)が3班に分かれ、足場板の番線結束や単管足場の組立を学んだ。17日には土木コース21人(男子16人、女子5人)が受講する予定。
同講習は、企業技術者の指導により施工現場における専門的、実践的技能・技術の習得と建設業の理解を深め、生徒の職業観・勤労観、主体的な職業選択能力の育成を図ることを目的として企画された。
講師として技術者を派遣した向井建設は、向井敏雄会長が建設産業専門団体関東地区連合会(関東建専連)の会長を務めていることもあり、若年者雇用対策に団体をあげて積極的に取り組んでいる。今回もその活動の一環として協力を申し出たことで、実現につながった。