建通新聞社(東京)
2012/02/14
【東京】 三鷹市 三鷹台周辺まちづくり整備方針策定
三鷹市は、三鷹台駅周辺地区まちづくり推進地区整備方針素案を2011年度中に示し、12年度の早期に方針を正式に決定する考えだ。方針では、地区内に整備する都市計画道路3・4・10号線の幅員変更や小広場、交通広場、市道第135号線の整備スケジュールなどを盛り込む予定だ。
三鷹市都市計画道路3・4・10号線について、当初の幅員予定である16bを確保するのが難しいことから、12年度に都市計画を変更(廃止)し、12bの道路整備を進めていく。
また、現在の三鷹台駅前には2000平方b程度の広場があるが、これを分割し、小広場と交通広場の整備を進める。13年度には市土地開発公社が先行取得する小広場用地を買い戻し、設計に着手、14年度に工事を行いたい考えだ。面積は100平方b程度を見込む。
交通広場はバスの折り返し部分を設け、1500平方b程度を確保する。15年度以降に着手する予定だ。
市道第135号線の総延長は約400b。現在、第1工区と第2工区の用地買収を進めており、14年度までに工事を完了させる計画。第3工区、第4工区については15年度以降の整備を見込んでいる。
京王線三鷹台駅は、三鷹市東部地区の玄関口にふさわしい都市空間を創出するため、市は安全で快適な歩行空間の確保や商業の活性化に配慮したまちづくりを進めていく考え。