北海道建設新聞社
2012/02/10
【北海道】留萌小改築の基本・実施設計が3月にもプロポーザル方式で公告
留萌市は、留萌小改築の基本設計と実施設計を一括してプロポーザル方式で3月中にも公告する。新校舎の規模は1学年2学級の普通教室12教室を想定し、既存の延べ6695m²を下回る見通し。6月中に設計業者の選考を終える方針。実施設計は2012年度末までに終え、13年7月の着工に備える。14年11月の完成が目標だ。
現在、基本構想の策定を進めており、1学年2学級の普通教室12教室とし、学習環境や防災、将来的な見通しなどを踏まえて、教育委員会や都市整備課などの関係課長ら庁内検討委員会で月内にも素案を策定する。その後、留萌、沖見両小PTAと地域住民ら10人で構成する検討会議で素案について協議し、3月中旬までにまとめる。既存施設は校舎がRC造、3階、延べ6695m²、屋体がS造、平屋、延べ1456m²の規模。
留萌小は、11年7月に策定した市立小中学校適正配置計画で、沖見小学校を吸収する形で統合するものの、築後40年を経て校舎、屋体とも老朽化が著しく、耐震基準も満たしていないことから全面改築する。12年度末に沖見小を閉校して、同小を留萌小仮校舎として使用しながら、改築工事を実施する。14年度の完成後、沖見小を解体する計画だ。