県は7日、2012年度当初予算案を発表した。一般会計の規模は1兆6001億800万円で、前年度当初予算に比べ2.6%の増となった。歳出の投資的経費は1477億8000万円で同7.0%減。投資的経費のうち、普通建設事業費は1212億4800万円で7.7%減。内訳は、補助事業が697億3700万円で6.8%減、単独事業が515億1100万円で8.8%減。補助事業は、河川・海岸・砂防や道路・橋りょうなどの公共事業の減などにより約51億円の減額。また単独事業は、県立学校の耐震化で約26億円の増となったものの、特別養護老人ホーム建設事業補助等の減額などで約50億円減額し、全体では約112億円の減額となった。特別会計(18会計)は6876億800万円で同2.4%増。公営企業会計(4会計)は2403億3300万円で同1.4%増。各会計を合わせた総計は2兆5280億4900万円で同2.4%増となった。