建通新聞社(東京)
2012/02/06
【東京】 大泉学園北口の特定業務代行者は清水建設
大泉学園駅北口地区第一種市街地再開発事業の特定業務代行者が清水建設(港区)に決まった。事業主体の再開発組合(加藤忠弘理事長)が3日に発表した。同社は延べ約3万7600平方bの再開発ビルの建設や保留床の処分などを担う。12月の着工、15年3月の完成を目指している。
施行区域は練馬区東大泉1丁目の約0・8f。再開発ビルの規模は地下3階地上27階建て延べ約3万7600平方bで、住宅(約170戸)をはじめ、商業施設や公共用駐輪場、区民事務所なども配置する。
また、制震装置や防災倉庫、非常用発電機の設置で防災機能を確保。災害時の帰宅困難者の受入場所としても活用できるようにする。
駅前広場の整備や区域内の区道拡幅、歩行者用通路とバス専用通路の整備も行う。
同事業のコンサルタント業務と基本設計はアール・アイ・エー(港区)が担当、参加組合員に野村不動産(新宿区)が参画している。
再開発組合は2日付で東京都から設立認可を得た。10月の権利変換計画認可を予定している。