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福島建設工業新聞社
2012/02/01

【福島】工業の森・新白河B工区用地造成を公告/防災調節池2件は隣接3管内

 県企業局は31日、「工業の森・新白河B工区用地造成工事」の一般競争(WTO対象案件)を公告した。単体または共同企業体による入札で、参加資格確認申請書等の提出期限2月22日、3月15日午後2時開札予定。
 単体および共同企業体の代表者は、経営事項審査(経審)における土木一式工事の総合評定値1500点以上で、過去15年以内に土工量150万㎥以上の工事の元請施工実績(単独またはJV代表)、構成員は経審の総合評定値900点以上、土工量30万㎥以上の施工実績(単独またはJV構成員)などの条件を付けている。
 工事概要は、全体面積が69.5ha(うち工場用地31.8ha)。切土327.7万㎥、盛土345.4万㎥、排水工、法面工各一式。白河市豊地羽根石地内。完成期限は26年1月31日。
 工業の森・新白河B工区には、三菱ガス化学梶i本社=東京都千代田区丸の内2の5の2・三菱ビル、酒井和夫社長)が進出を予定。半導体パッケージ用材料など高機能型特殊化学品の生産拠点とする計画で、将来的には試作設備や関連する研究開発設備などの併設も視野に入れている。

◆防災調節池2件は隣接3管内

 県企業局は1月31日、工業の森・新白河B工区の防災調節池(3号)工事(白河市豊地羽根石地内)、同(4号・5号)工事(白河市小田川二枚橋地内)を公告した。対象は隣接3管内の一般土木A、B。2月22日の配達日指定で、郵便局窓口に20日まで差し出す。開札は同29日。工期はともに252日間。