建通新聞社(東京)
2012/01/31
【東京】 第十小など3校大規模改修を4月公告
足立区は、区立第十中学校、第十二中学校、東島根中学校の3校の大規模改修工事を2012年第2回定例会の議会承認案件として4月中に公告する。
当初予算案には、区立中学校の改築事業費として21億9800万円を計上。建築本体のほか、給排水衛生、空調、電気の4工種で発注する予定。本体の完成は2013年8月、プレハブ校舎の撤去やグラウンド整備後、14年1月に新校舎の使用開始を予定している。
3校はともに11年度に着工する予定だったが、東日本大震災の影響で資材やプレハブ校舎の確保、計画停電などを懸念して1年間発注を延期していた。
改修内容は、3校ともに内外装の改修やエレベーター設置などのバリアフリー工事、給食室・トイレ改修など。建設後30年以上が経過しており、老朽化が進んでいる。
現況校舎の規模は次の通り。
▽第十中学校(梅島3ノ23ノ3)―鉄筋コンクリート一部鉄骨造4階建て延べ8100平方b
▽第十二中学校(大谷田1ノ37ノ1)―鉄筋コンクリート一部鉄骨造4階建て延べ7400平方b
▽東島根中学校(平野1ノ27ノ2)―鉄筋コンクリート一部鉄骨造4階建て延べ7000平方b