建通新聞社四国
2012/01/31
【愛媛】今秋めどに本体発注 西予市新市民病院移転新築
西予市は、新市立病院の移転新築について、順調にいけば2012年秋ごろをめどに本体工事を発注する予定で準備を進めている。
計画によると、新病院は宇和町永長地区東池跡地の市有地、約2万1000平方bの敷地に建設するもの。施設規模は延べ1万5000平方bを見込んでおり、屋外駐車場も整備する。診療科目は内科、外科、整形外科、泌尿器科、麻酔科、放射線科、婦人科(医師確保ができた場合)の7科を基本とし、病床数は150床程度を想定。14年度中の完成を目指している。
市では今後、市民の意見を反映し、より良い新病院にするため、山下設計(大阪市)に委託し進めている基本設計をもとにパブリックコメントも実施する方針だ。
現在、建設地となる外周部分の擁壁工事などの第1期敷地造成に着手しているが、敷地内の舗装や植栽など第2期の敷地造成は13年度に発注する予定。