建通新聞社(東京)
2012/01/27
【東京】 立川市競輪場 走行路面改修 12年度早期
立川市は、立川競輪場改修の初段工事となる走行路面(バンク)の改修工事を2012年度の早期に発注し、6月議会での工事請負契約締結承認を目指している。改修基本計画では、同工事に係る概算事業費として3億5千万円を見込んでおり、12年度の競輪事業の特別会計当初予算で確保することにしている。
走行路面は全周400b、幅員が約10b。工事は舗装面を除去し躯体部を補修した上で、舗装を打ち換え、ウォークトップといわれる自転車走行に適した表層舗装を施す。
また、2012年度は、中央スタンド改修の設計作業に入り、第2スタンドの耐震診断、設計作業、第4スタンドの整備(解体、小公園整備)などを行う。
立川競輪場は曙町3ノ32ノ5にあり、敷地面積は4万4500平方b。
改修計画ではこのほか、@投票本館の改築(15年度着工)▽中央スタンド改修(12〜13年度に設計、13年度着工)▽第2スタンド改修(13年度に設計、14年度着工)▽正門・裏門改修(14年度着工)―などの工事が予定されている。
市では総事業費は約40億円と試算。16年度の改修完了を目指す。
既存施設・設備の現状調査はエス・イー・シー(港区)、中央スタンドの耐震性調査は善設計(大田区)が担当している