建通新聞社四国
2012/01/24
【徳島】安井で基本設計中 徳大病院の外来診療棟新営
徳島大学は、2012年度に徳島大学病院外来診療棟新営を計画している。現在、基本設計を安井建築設計事務所(大阪市)で策定中。また、設備設計業者を簡易公募型プロポーザル方式で特定するため、3月19日まで技術提案書を受付けている。今後、12年度末ごろの着工に向け準備を進める。
新外来診療棟の計画規模は鉄骨鉄筋コンクリート造5階建て延べ1万8000平方b。内部施設など詳細については、設計の中で確定する。
設備設計については、温室効果ガス等の排出削減に配慮する内容をテーマとした技術提案を求め、技術的に最適な者を特定する環境配慮型プロポーザル方式を適用。主な参加資格として設計・コンサルティング業務に係る建築関係の有資格者で01年度以降に元請として設計完了した鉄骨造、鉄筋コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造の地上3階建て延べ面積1万平方b以上の病院新営に係る実施設計の実績など。
また、新営に伴い現外来診療棟(鉄筋コンクリート造3階建て延べ1万4435平方bのうち100平方b)、救急診療棟(同造3階建て延べ1080平方b)、MRI棟(鉄骨造平屋220平方b)、医学臨床A棟・病院(鉄筋コンクリート造8階建て延べ1万5580平方bのうち5410平方b)の建物等取り壊しおよび切り離しに伴う一部内部改修を実施している。取り壊しにより、新営部分の敷地面積を確保する。新外来診療棟の完成後には、現施設をすべて取り壊す予定。
場所は徳島市蔵本町2丁目。