建通新聞社四国
2012/01/20
【徳島】事業所立地へ覚書調印 日本コムシス
日本コムシス(東京都品川区東五反田2ノ17ノ1)は、板野町にある「ソフトパーク・いたの」への事業所立地について1月16日、県庁で徳島県知事、板野町議会議長の立会いのもと、立地にかかる覚書の調印式を行った。計画によると、4月中旬に工事着手、9月の操業開始を予定している。
調印式には、日本コムシスから西尾彰夫取締役執行役員をはじめ、飯泉嘉門県知事、玉井孝治板野町長、松浦昶板野町議会議長が出席。飯泉知事が「県では、様々な観点から企業誘致政策を掲げ進めているところです。情報通信関連分野については、コールセンター、データセンターなどが進出しており、今回のマッチングは、こうした流れからも未来を感じさせるもの。今後の業界の更なる発展につながればと思います」と今後に期待を寄せた。引き続き、玉井町長が「今回、「ソフトパーク・いたの」に進出を決断された御社には感謝したい。誘致により、町の活性化、地域経済の底上げ、雇用機会の拡大が図られるものと大きく期待している」と話した。
これを受け、西尾取締役執行役員は「今後、板野町で地元密着企業として町を活性化し、大きく発展出来ればと考えています。益々のご指導、ご鞭撻のほどをお願いします」とあいさつした。
新事業所となる徳島テクノステーション(仮称)は、県内4事業所を統合するもので事務所、倉庫等が整備される。建設地は板野町犬伏にある「ソフトパーク・いたの」の第4区画(約1・4f)。