建通新聞社(東京)
2012/01/18
【東京】 青梅市 市営住宅639戸 計画的に管理
青梅市は、市営住宅の計画的な維持管理を進めるため青梅市営住宅長寿命化計画(素案)をまとめた。計画期間は2012年度から21年度までで、現在の全管理戸数のうち、639戸を改善対応戸数とし、順次、設備更新などを進める。また、耐震性の不足する住宅は耐震改修も行うことにしており、具体的なスケジュールは示していないが、当面は2012年度以降に藤橋住宅(第1・第2)で耐震補強工事を行う予定だ。
青梅市の市営住宅は、現在、26団地734戸ある。現段階では改築の計画は浮上しておらず、当面は修繕、耐震補強などで対応していく。また計画期間内には95戸は機能廃止する。
12年度以降にに耐震補強を予定している藤橋住宅の規模は、第1住宅が鉄筋コンクリート造3階建て延べ1469・15平方b(27戸)、第2住宅が鉄筋コンクリート造3階建て延べ964・11平方b(24戸)。場所は藤橋1ノ408ノ1。
設計は稲垣一級建築設計事務所(東京営業所・千代田区)が担当している。